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味の素株式会社は、「食品・アミノ酸系の日本から出発した世界企業」をめざし、味の素グループの21世紀の新たな展開を担うため、昨年10月1日に「味の素冷凍食品株式会社」を設立いたしました。安定した成長が見込まれる冷凍食品市場は、他業界や外資系の参入もあり、原料調達や製造技術によるコスト競争力や市場のマーケティング力、商品開発のスピード力が要求されております。
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このような背景の中、味の素冷凍食品株式会社は昨年11月、味の素グループとの合弁で、新会社「連雲港味の素冷凍食品有限会社」を中国江蘇省連雲港市に設立しました。このたび約10億円の設備投資を行った工場建設が完了し、12月6日に竣工式を執り行います。当日は連雲港市の行政関係者の方々に出席いただく予定です。
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中国では、原料調達、コスト等の優位性と弊社の食品加工技術をベースに、1995年「連雲港味の素如意食品㈲」を設立、「蓮根の挟み揚げ」等の野菜加工品を中心に生産をしております。新会社では、鶏肉加工品や野菜加工品および調理済み冷凍食品の生産をおこない、2社での生産能力はこれまでの約2倍の9,000tとなり、日本への調達能力を高める予定です。また鶏肉加工品では、タイでの生産と連動することで、これまでよりも豊富な品揃えを目指します。
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