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ホーネンコーポレーションと味の素製油との 経営統合に関する覚書締結のお知らせ |
平成13年8月16日開催の株式会社ホーネンコーポレーション、味の素製油株式会社および味の素株式会社の取締役会において、株式会社ホーネンコーポレーションと味の素製油株式会社が、平成14年4月1日を期して、共同持株会社を設立することにより対等の精神で経営統合を行う旨を承認し、両社で覚書を締結いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。 |
記 |
1 経営統合の趣旨と目的 | |||||||||||||||
(1)経営統合の趣旨 | |||||||||||||||
製油業界における現在の最大の課題は、油脂関税の削減に対処するための国際競争力の強化と市場の成熟化に対処するための植物油脂の新しい価値の提供であります。 油脂関税は1996年から36%削減され、更なる低下も予想されております。そのため今後増大すると見込まれる海外からの輸入油脂製品に対抗できるコスト競争力の強化・商品力の強化が重要な課題となってきております。 また、顧客満足という観点から一般消費者およびユーザーの皆様に評価して頂ける商品の開発および提案力の強化も製油メーカーの責務と認識しております。 この度、株式会社ホーネンコーポレーションと味の素製油株式会社は経営統合を行うことにより、お互いの英知を結集し、以上の大きな課題を解決しようとするものであります。 |
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(2)経営統合の目的 | |||||||||||||||
製油業界における長い歴史を持つ両者がそれぞれの強みを活かし、また弱みを補い合うことによって、海外も視野に入れた屈指の製油メーカーを目指して、経営統合を行うことといたしました。 具体的には、商品開発力の強化、生産・物流・原料調達などの合理化・効率化を図り、さらにお互いのこれまで培ってきたブランドを活かした販売面での協力関係の確立により、一般消費者およびユーザーの皆様が本当に求めておられる油脂製品を提供していくことが経営統合の第一義的目的と考えております。 |
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2 経営統合の効果 | |||||||||||||||
経営統合の効果が実現するよう、その戦略、具体的な方針について今後統合委員会において詳細な検討を重ねてまいります。 現段階では以下の項目が実現すべき統合の効果として考えております。 |
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3 経営統合の概要 | |||||||||||||||
(1)経営統合のスキーム:「株式移転を移用した共同持株会社設立による経営統合」 平成14年4月1日を目途として、株式移転により株式会社ホーネンコーポレーションおよび味の素製油株式会社を100%子会社とする共同株式会社を設立する。 |
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(2)共同持株会社設立の手続き | |||||||||||||||
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(3)経営統合にあたっての基本事項 共同持株会社の商号、本店所在地等の基本事項については、今後協議の上決定いたします。 株式会社ホーネンコーポレーションおよび味の素製油株式会社の発行する株式1株に対して割り当てられる共同持株会社の株式数(株式移転比率)については、今後、外部機関の評価結果を踏まえて決定いたします。 なお、新たに設立する共同持株会社は、設立後速やかに証券取引所に新規上場を行うことを予定しています。 上場日は、証券取引所の規則等に基づき決定されますが、株式移転期日である平成14年3月31日を予定しています。株式移転に伴い、現在、株式会社ホーネンコーポレーションが証券取引所に上場している普通株式は、平成14年3月26日を持って上場廃止となります。 |
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(4)経営統合の推進体制 両社の事業統合業務を円滑・迅速に推進するために、株式会社ホーネンコーポレーション代表取締役会長兼CEO嶋雅二と味の素製油株式会社代表取締役社長佐々木晨二を共同委員長とする統合委員会を組織し、その下部機関として機能別部会を設置することにより準備を開始いたします。 |
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【参考資料1】株式移転の当事会社の概要(平成13年4月1日現在) |
(1)商号 | 株式会社 ホーネンコーポレーション | 味の素製油 株式会社 |
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(2)事業内容 | 食品・油脂・コーンスターチの 製造・加工・販売 | 油脂の研究・開発・生産・販売 | |||||||||||||
(3)設立年月 | 大正11年4月 | 昭和43年2月 | |||||||||||||
(4)本店所在地 | 東京都千代田区 | 東京都中央区 | |||||||||||||
(5)代表者 | 代表取締役会長兼CEO 嶋 雅二 代表取締役社長兼COO 野村 悦夫 | 代表取締役会長 宮本 貞和 代表取締役社長 佐々木 晨二 |
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(6)資本金 | 10,038百万円 | 12,240百万円 | |||||||||||||
(7)発行済株式総数 (額面金額) | 90,268千株 (額面50円) | 1,968千株 (額面5,000円) |
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(8)株主資本 | 30,638百万円 | 16,185百万円 | |||||||||||||
(9)総資産 | 65,322百万円 | 31,197百万円 | |||||||||||||
(10)決算期 | 3月 | 3月 | |||||||||||||
(11)従業員数 | 547名 | 350名 | |||||||||||||
(12)主要な取引先 | (仕入先) 三井物産(株)、全農 (販売先) 全農、三井物産(株) | (仕入先) 伊藤忠商事(株)、全農 (販売先) 味の素(株) |
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(13)大株主及び持株比率 |
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(14)主要取引銀行 | (株)富士銀行、農林中央金庫 (株)東京三菱銀行 | (株)東京三菱銀行、(株)第一勧業銀行 |
【参考資料2】最近3決算機関の業績 |
株式会社 ホーネンコーポレーション (連結) | (旧)味の素製油 株式会社 (単体) |
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決 算 期 | 平成11年 3月期 | 平成12年 3月期 | 平成13年 3月期 | 平成11年 3月期 | 平成12年 3月期 | 平成13年 3月期 |
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| 101,468 | 89,367 | 85,990 | 27,615 | 39,868 | 36,795 | ||
| 243 | 3,096 | 3,056 | 103 | 221 | 648 | ||
| 95 | 3,022 | 3,006 | 151 | 218 | 776 | ||
| ▲99 | 1,133 | 1,431 | 46 | 34 | 168 | ||
| ▲1.1 | 12.7 | 15.9 | 117.2 | 21.4 | 105.0 | ||
| 3 | 5 | 5 | - | - | - | ||
| 316 | 323 | 332 | 8,439 | 7,397 | 7,502 |
熊沢製油産業 株式会社 (単体) | 味の素 株式会社 油脂事業 (単体) |
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決 算 期 | 平成11年 3月期 | 平成12年 3月期 | 平成13年 3月期 | 平成11年 3月期 | 平成12年 3月期 | 平成13年 3月期 |
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| 4,825 | 987 | 4,683 | 68,893 | 58,647 | 56,447 | ||
| 113 | 30 | 204 | - | - | - | ||
| 130 | 31 | 200 | *味の素製油株式会社は、平成 13年4月に味の素株式会社 の油脂事業及び熊沢製油産業 株式会社を統合しました。 平成14年3月期の売上高と して56,000百万円を 予想しております。 |
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| 59 | 16 | ▲41 | |||||
| 12.48 | 3.44 | ▲8.67 | |||||
| 5 | 1.25 | 5 | |||||
| 200 | 219 | 207 |
【参考資料3】新会社(共同持株会社)の概要 |
(1) | 商 号 | 今後両社間で協議し決定する。 | |||
(2) | 事業内容 | 油脂・食品・コーンスターチ等の開発・製造・加工・販売を主として行う子会社の株式を所有することにより当該子会社の事業活動を支配・管理すること。 | |||
(3) | 本店所在地 | 東京都千代田区(予定) | |||
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| 代表取締役社長 嶋雅二 (現ホーネンコーポレーション代表取締役会長兼CEO) 代表取締役副社長 佐々木晨二 (現味の素製油代表取締役社長) が就任する予定。 |
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(5) | 資 本 金 | 今後両社間で協議し決定する。 | |||
(6) | 発行予定株式数 | 今後両社間で協議し決定する。 | |||
(7) | 決 算 期 | 3月 | |||
以 上 |
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