2000年9月20日

「バイオジャパン2000」出展のご案内

 (財)バイオインダストリー協会等の主催により『バイオジャパン2000』が下記要領にて開催されます。 世界の産学官のバイオ関係者が一堂に会する本イベントは、技術移転、事業化、市場開拓等のビジネスチャンスを作るための交流の場を提供するとともに、バイオサイエンスに対する更なる理解と支持を図ることを目的としています。

 味の素株式会社は、本展示会への参加を致します。会場では、うま味・食情報調節・アミノ酸についてのパネル展示を中心に、アミノ酸アカデミーと題してクイズに答えると「味の素」と「アミノバイタル」がもらえるミニ解説ツアーなども行います。「アミノバイタル」試飲も行っておりますので、是非おいでください。(詳細は別紙3をご参照ください)

 また、当社の展示会場を、森 喜朗内閣総理大臣と加藤紘一ライフサイエンス推進議員連盟会長が9月26日にご視察されます。 当社社長 江頭邦雄、副社長 山野井昭雄も同時刻にまいります。 これに伴い、ご視察の様子をマスコミの方々にご取材いただきたく、ご案内申し上げます。
[概  要]

1.開催期間  2000年9月26日(火)〜9月28日(木)
2.開催場所  京王プラザホテル(東京・新宿)
3.主  催  (財)バイオインダストリー協会(JBA)、(社)農林水産先端技術産業振
        興センタ−(STAFF)、(財)ヒューマンサイエンス振興財団(JHSF)、
        日本バイオ産業人会議(JABEX)
4.問合せ先:バイオジャパン2000事務局
         Tel:03−5541−2731    E-mail: bj2000@jba.or.jp
         http://www.jba.or.jp/bj2000

味の素株式会社 「バイオジャパン」展示のポイント
 池田菊苗博士(当時の東京帝国大学教授)がこんぶのおいしさのもととなっている成分がグルタミン酸であることをつきとめたのは20世紀はじめのこと。これをグルタミン酸ナトリウムなどの塩類にした時に感じる独特の味を「うま味」と名づけました。そして商品化されたのものが、1909年に一般発売されましたうま味調味料「味の素」です。 ここから味の素KKの歴史がはじまりました。

 グルタミン酸という1つのアミノ酸からはじまり、その生産を通じて得た発酵法・精製法などの技術や、研究から得たたくさんの知識の蓄積を生かして、味の素KKではいろいろなアミノ酸の大きな可能性を追求し続けています。例えばグルタミン酸ナトリウムの安全性研究の取り組みの結果からは食情報研究の展開がはぐくまれており、その部分についても今回の展示でご紹介したいと思います。

 アミノ酸は食の分野からひろがり、今ではスポーツとアミノ酸の関係から商品化されたアミノバイタルをはじめ、お肌にやさしい化粧品原料として、また医療の分野などでも幅広く活躍しています。
 これからも研究面では「栄養健康科学研究班」を設置するなど、食と健康の研究をより進めて、皆様の健康作りにお役に立つことを願っています。

 今回の展示では「アミノ酸アカデミー」と題しまして、当社がアミノ酸の働きを追求し、研究および事業展開している姿をわかりやすく説明いたします。 味の素KKでは、20世紀の初頭に日本で発見された「うま味」にはじまり、「アミノ酸」のこれからの可能性を、グローバルな視点で、技術立社としての研究に基づき追求しつづけ、日本から出発した「食品・アミノ酸系の世界企業」をめざして参ります。

 クイズを交えたミニツアー形式の「うま味」「アミノ酸」ゼミナールなどを通じて皆様に21世紀に向け、ますますアミノ酸が活躍していく可能性へのご理解を深めていただきたいと考えております。
 クイズにお答えいただいた方には「味の素」「アミノバイタル」のプレゼントもご用意いたしております。また、「アミノバイタル」の試飲も行っておりますので、是非ご参加ください。