味の素株式会社は、1999年より「99/01 3ヵ年計画」をスタートし、味の素グループが来る21世紀の早い時期に「食品・アミノ酸系の日本から出発した世界企業」に到達すべく、取り組みを展開しております。
当社ではこの度、冷凍食品事業の抜本的強化を図り、「味の素冷凍食品株式会社」を10月1日付にて設立します。 当社の事業部門・営業部門と、開発・製造部門を担ってきた味の素フレッシュフーズ㈱を統合し、開発・生産・販売のフルファンクションをもった新会社にて、冷凍食品事業を展開してまいります。
|
|
この新会社は、開発・生産・販売の一元経営により、スリムな機能重複の無い組織体制の編成と人員の配置を行い、簡素で意思決定の早い会社を目指します。
マーケティング本部は、事業・商品開発・営業の一体化した組織とし、営業力強化はもとより、市場および消費者に密着した市場発想型の商品開発を行い、市場の変化に迅速に対応できる体制とします。
研究部門は、独自技術の深化を更に図るべく、中長期テーマに取り組む研究部を新設し研究開発要員の拡充を行い、市場ニーズに即応した技術、新商品開発体制を一層強化してまいります。
生産体制では、国内工場のみならず海外の生産工場も含めて生産品目・体制の最適化を促進させ、一層の品質保証体制の構築と経営の効率化に努めてまいります。
尚、総発売元は、味の素株式会社となります。
冷凍食品業界は、各社とも事業の低収益性に悩みながらも、市場においては、価格中心の熾烈な競争と商品開発におけるスピードが要求されております。一方、ここ1・2年の消費不況の影響があるも、高い市場成長を果たしてきており、成熟市場の多い食品業界の中でも21世紀にも引き続き市場拡大が期待されております。
このような背景の中で、新会社は、より市場に機敏且つ的確に対応する体制を敷き、生産・販売における徹底的なコストダウンと市場に対して積極的なマーケティングを展開し、収益性と競争力において、業界NO.1の企業を目指して行く所存です。
|
新会社の概要 |
1、社 名 | : 味の素冷凍食品株式会社 |
2、資 本 金 | : 47億円(味の素㈱100%出資) |
3、設 立 日 | : 2000年10月1日 |
4、代表取締役社長 | : 亀谷 清 (味の素フレッシュフーズ㈱代表取締役社長) |
5、本社所在地 | : 東京都中央区京橋一丁目16番7号 |
6、事業内容 | : 冷凍食品及びチルド食品の研究開発、製造、販売 |
7、年間売上高 | : 約900億円(2000年度見込み) |
8、従業員数 | : 約1,400名(パートタイム社員を含む) |
|
|
|
味の素冷凍食品株式会社 役員 |
代表取締役社長 | 亀谷 清 (味の素フレッシュフーズ㈱ 代表取締役社長) |
代表取締役副社長 | 山口 範雄 (味の素㈱ 取締役冷凍食品部長) |
常務取締役 生産本部長 | 西谷 圭一 (味の素フレッシュフーズ㈱ 常務取締役) |
常務取締役
マーケティング本部長 | 近藤 直 (味の素㈱ 冷凍食品部部長) |
取締役 研究部長 | 髙木 脩 (味の素フレッシュフーズ㈱ 常務取締役) |
取締役 総務部長 | 一條 俊幸 (味の素フレッシュフーズ㈱ 常務取締役) |
取締役 生産副本部長
兼 関東工場長 | 水澤 一 (味の素フレッシュフーズ㈱ 取締役) |
取締役 四国工場長 | 伊藤 喜人 (味の素フレッシュフーズ㈱ 取締役) |
取締役 東日本営業部長 | 小原 応孝 (味の素㈱ 東京支社家庭用冷凍食品グループ長) |
取締役(非常勤) | 鈴木 武 (現 味の素㈱ 専務取締役) |
取締役(非常勤) | 稲田 新 (現 味の素㈱ 食品統括企画部長) |
監査役 | 加藤 澄人 (味の素フレッシュフーズ㈱ 監査役) |
監査役(非常勤 | 小暮 善行 (現 味の素㈱ 監査部部長) |
監査役(非常勤) | 小松 正二 (現 味の素㈱ 経営・情報企画部部長) |
| * ( )内は旧役職 |
| **(現 )は現職 |
|
味の素冷凍食品株式会社 代表取締役社長 略歴 |
| かめがい きよし |
氏名 | 亀谷 清 |
・昭和13年9月7日生まれ |
・昭和37年3月 | 東京農業大学農学部農芸化学科卒業 |
・昭和37年4月 | 味の素㈱入社 |
・平成元年7月 | 本社関連企業室長 |
・平成3年6月 | 取締役川崎工場長 |
・平成5年6月 | 取締役食品総合研究所長 |
・平成7年6月 | 常務取締役食品総合研究所長 |
・平成9年4月 | 味の素フレッシュフーズ㈱代表取締役社長(現在) |
|
|
以 上 |