2000年7月
各 位
味の素株式会社
〒104−8315
広報部長 甲田 安彦
東京都中央区京橋1−15−1
TEL:03−5250−8180
謹 啓
 貴社ますますご繁栄の段、心よりお慶び申し上げます。
さて、弊社では、フィランソロピーの考え方に基づき、かねてより高等学校家庭科教科の教員と生徒の全国組織である「全国高等学校家庭クラブ連盟」(別紙参照)の活動を支援しております。その一環として、高等学校家庭科教育、なかでも食単元の教育活動を助成するため、1975年から1982年まで女子生徒を対象とした「レポートコンクール」を、1987年からは男女生徒を対象とした「全国高校生ホームプロジェクトコンクール」を、昨年から名称を改め「FHJ-AJINOMOTOホームプロジェクトコンクール」として協賛してまいりました。
 お蔭様で、今年で14回目の開催となりますが(前「レポートコンクール」を含めると通算21回目)、このたび募集要項が主催者である全国高等学校家庭クラブ連盟より発表されました。
 弊社では、このコンクールの協賛を社会貢献活動の一つと位置づけ、男女共修の必修科目として、生活の基本となる家庭科教育が、21世紀に向けてますます発展・振興することを願っております。
 本件につきまして資料を添付いたしましたので、広くご報道いただければ幸甚に存じます。
 上記よろしくご高配の程、お願い申し上げる次第でございます。


敬 具


2000年7月
味の素株式会社
第14回 FHJ-AJINOMOTOホームプロジェクトコンクール募集開始
 味の素株式会社では、社会貢献活動のプログラムの一環として、かねてより全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)の活動を支援してまいりました。昭和62年(1987年)より、全国高等学校家庭クラブ連盟主催・当社協賛で、全国の高校生を対象に「FHJ-AJINOMOTOホームプロジェクトコンクール」を開催しておりますが、このたび「第14回FHJ-AJINOMOTOホームプロジェクトコンクール」の募集が開始されました。



 このコンクールは男女高校生を対象として、高校の家庭科で学習するホームプロジェクト(詳細は4頁の資料編①参照)の形式で、「食」および「生活環境」に関するレポートを広く募集するものです。
 近い将来、食生活の担い手となる高校生に、フレッシュな視点で「食」や「生活環境」について、科学的・社会的側面から、幅広く捉えて研究し、発表していただきたいという主旨で行われており、今年で14回目を迎えます。(前「レポートコンクール」を含めると通算21回目)
 昨年は全国より528校・16,457名の高校生からの応募が寄せられました。平成6年(1994年)、高校家庭科男女共修がスタートしたことで男子の応募が増え、昨年では男子2,634名、女子13,823名の応募となりました。応募作品の中には、高校生が食生活への問題意識を持ち、家族への愛情のもとに、ひたむきに研究・実践しているレポートが数多く見受けられました。


 最優秀賞(10名)には、8日間のアメリカ教育旅行が用意されており、その中で、カリフォルニア州都サクラメント市(カリフォルニア州教育委員会所在地)周辺での学校訪問・ホームステイを行います。
 これまでに約130名の生徒がアメリカを訪れ、充実した研修を行っております。





第14回 FHJ-AJINOMOTOホームプロジェクトコンクール 概要



◆コンクール名第14回 FHJ-AJINOMOTOホームプロジェクト(HP)コンクール
◆テーマ「食」および「生活環境」に関する私のホームプロジェクト(題目は自由設定)
◆主 催全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)
◆協 賛味の素株式会社
◆応募資格高等学校生徒
◆審査員(五十音順)
粟飯原 景 昭元大妻女子大学教授
荒 井 綜 一東京大学名誉教授
石 坂 匡 身元環境庁事務次官
河 野 公 子文部省視学官
堀 部 恭 平全国高等学校家庭クラブ連盟成人会長
東京都立志村高校校長
馬飼野 裕 子FHJ常任委員・東京都立三田高校教諭
山野井 昭 雄味の素株式会社副社長
吉 田 企世子女子栄養大学教授
◆ 賞
・最優秀賞(10名)………アメリカ(サンフランシスコ・サクラメント・シアトル)ホームステイ、学校見学旅行
・優秀賞 (30名)………コンクール記念品
・学校賞 (10校)………最優秀賞受賞者の所属する学校に
3万円の図書券
◆締め切り2000年9月30日(当日消印有効)



応 募 規 定



[テーマ] 「食」および「生活環境」に関するホームプロジェクト
[題 目] 自由設定 (自由な発想で、必ず自分なりの題目をつけてください。)
[応募資格]  高等学校生徒
[規 定] ・B5判・横書き 400字詰め原稿用紙5枚以内
 (B4判2枚以内の資料を添付してください。)
・校外未発表の個人研究に限ります。
・応募作品は返却いたしません。
[送付先] 
東京都渋谷区代々木3−20−6
    家庭クラブ会館内
   「FHJ HPコンクール」係
  Tel 03−3370−6321
☆住所、氏名(フリガナ)、年齢、学校名、学年を明記の上、
個人または学校単位でお送りください。
[締め切り]2000年9月30日(当日消印有効)
[発 表]FHJ誌10・11月号誌上
(入賞者には11月中旬に本人及び学校へ通知)


資料編①

全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)概要



1.家庭クラブ連盟とは
 高校で家庭科を学んでいる生徒と家庭科教師が組織している全国規模の団体です。昭和28年に、アメリカのFuture Homemakers of America(FHA)を母体として組織されました。
 現在、会員数46万人、加盟校数1,800校を数え、全国の高校の半数近くがこの団体に加盟しています。
 FHJとは、Future Homemakers of Japanの略で、日本の未来の家庭建設者の意です。
2.活 動 内 容
 学校家庭クラブ活動は、高校の家庭科の教科活動の一つとして、文部省の学習指導要領にも明記されており、普通のクラブ(部)活動とは異なるものです。
 「創造」「勤労」「愛情」「奉仕」の精神を基に、個人研究の"ホームプロジェクト"活動と、グループ研究の"学校家庭クラブ"活動を通して家庭生活や地域社会に貢献しています。
3.ホームプロジェクトとは
 家庭科を学んでいる生徒が必ず実施する課題の一つで、学校で学んだ知識を基に、自分の家庭生活の中から問題点を見い出し、その解決のために題目選択の理由→実施計画→実施状況→評価という形式に従って研究を進めていく学習方法です。
 家庭生活に密着した学習である家庭科では、理論だけではなく実践が伴って初めて大きな成果が期待できます。ホームプロジェクトは、このような観点から取り組む課題解決型の学習方法です。



資料編②

第1回(昭和62年)〜第13回(平成11年)の最優秀賞受賞者一覧



県 名学 校 名学 年氏 名性 別入賞回(入賞年)
青 森 県立金木高校2津島 章実第5回(平成 3年)
岩 手 県立盛岡第四高校1細川 明子第1回(昭和62年)
2上山 明子第2回(昭和63年)
2川村 仁子第3回(平成 1年)
2佐久間奈緒第4回(平成 2年)
1工藤美喜子第7回(平成 5年)
 県立一関第二高校2畠山知津子第9回(平成 7年)
 県立水沢高校1遠藤 雅幸第12回(平成10年)
 県立種市高等学校2上大澤智恵子第13回(平成11年)
宮 城 石巻市立女子高校3後藤 晴美第7回(平成 5年)
秋 田 県立大曲農業高校3佐藤のぶ子第5回(平成 3年)
 県立角館南高校3石郷岡範子第6回(平成 4年)
 県立増田高校3三浦奈智子第7回(平成 5年)
福 島 県立相馬農業高校3横山 由香第1回(昭和62年)
 県立若松女子高校3宇月 亜弓第2回(昭和63年)
 県立原町高校1菅野 友博第8回(平成 6年)
新 潟 県立直江津高校2長沢 由美第13回(平成11年)
栃 木 県立大田原女子高校1石井 寛子第3回(平成 1年)
2大野  愛第5回(平成 3年)
2内藤 恭子第12回(平成10年)
 県立矢板東高校1齋藤 純子第10回(平成 8年)
群 馬 県立沼田女子高校3丸山智恵子第1回(昭和62年)
3林 千恵子第3回(平成 1年)
1金井亜佳根第6回(平成 4年)
2齋藤 宏代第7回(平成 5年)
1椎原小百合第11回(平成 9年)
 県立渋川女子高校3金井 明子第2回(昭和63年)
県立桐生女子高校2瀧上知恵子第8回(平成 6年)
2佐藤 友子第13回(平成11年)
 県立前橋女子高校1萩原亜由美第10回(平成 8年)
 県立高崎女子高校2遠藤 綾子第12回(平成10年)
 県立太田工業高校3吉田 直樹第13回(平成11年)
埼 玉 県立熊谷女子高校1倉林佐千子第7回(平成 5年)
1福井ゆかり第9回(平成 7年)
1齋藤有希子第10回(平成 8年)
1淺見 涼子第12回(平成10年)
 県立伊奈学園総合高校2渡辺 玲子第9回(平成 7年)
千 葉 県立長狭高校3林 夕紀第2回(昭和63年)
東 京 都立西高校1阿部 治子第1回(昭和62年)
1内藤 瑞絵第2回(昭和63年)
 都立日野高校1阿部 亮子第1回(昭和62年)
 都立富士高校2大日向聡子第2回(昭和63年)
1阿部 里美第3回(平成 1年)
1沼知 聡子第5回(平成 3年)
1小野 智子第7回(平成 5年)
1若林 久子第9回(平成 7年)
 都立三田高校2四家  麗第3回(平成 1年)
2石光 紀子第4回(平成 2年)
 都立白鴎高校1安田 美穂第4回(平成 2年)
2橋場 政美第8回(平成 6年)
 都立日比谷高校1芹澤 真代第4回(平成 2年)
 都立小松川高校2石井 温美第5回(平成 3年)
 都立上野高校1渋谷斗志子第6回(平成 4年)
 都立第二商業高校2峰尾 志保第8回(平成 6年)
 都立九段高校2堀口  直第8回(平成 6年)
都立国立高校2杉野 貴央第9回(平成 7年)
2北澤眞穂子第11回(平成 9年)
2内野 博美第12回(平成10年)
 都立町田高校1佐川  瞳第10回(平成 8年)
1橋野  香第11回(平成 9年)
 都立新宿高校1小川 冬木第13回(平成11年)
神奈川 県立小田原城内高校2稲葉 舞子第6回(平成 4年)
富 山 県立上市高校3横山 智子第1回(昭和62年)
2堀田なおみ第2回(昭和63年)
2成瀬小百合第3回(平成 1年)
 県立富山女子高校2藤平 尚美第5回(平成 3年)
 県立雄山高校1牧 瑠未子第9回(平成 7年)
1上田  稔第11回(平成 9年)
1村田 香理第12回(平成10年)
愛 知 県立豊橋南高校3伊藤嘉奈子第7回(平成 5年)
 県立岡崎高校1杉原  梓第8回(平成 6年)
2広瀬  梢第10回(平成 8年)
岐 阜 県立岐阜商業高校2廣瀬 裕子第1回(昭和62年)
2舟渡 正昭第3回(平成 1年)
 県立海津北高校3石原 富子第2回(昭和63年)
1戸谷 祐子第4回(平成 2年)
 県立加納高校1橋本 里加第2回(昭和63年)
 県立岐阜高校2河合 直子第4回(平成 2年)
2宮崎多可子第5回(平成 3年)
2浅野 教子第6回(平成 4年)
2永井 宏忠第7回(平成 5年)
1山中  司第9回(平成 7年)
1宇野 直樹第10回(平成 8年)
1勝本雄一朗第11回(平成 9年)
2小島 弘子第12回(平成10年)
2小池真里奈第13回(平成11年)
2棚橋 秀行第13回(平成11年)
 県立大垣桜高校2三浦  薫第6回(平成 4年)
(県立大垣女子高校)2窪田 紋子第10回(平成 8年)
 私立鶯谷高校1橋本 雅世第8回(平成 6年)
大 阪 府立岸和田高校2森  真子第6回(平成 4年)
奈 良 県立奈良高校2奥田 智晴第13回(平成11年)
鳥 取 県立鳥取西高校2川村 恵子第3回(平成 1年)
岡 山 県立笠岡商業高校3藤本 千恵第1回(昭和62年)
3平井 若菜第4回(平成 2年)
3篠田 妥子第6回(平成 4年)
3森原 慶子第7回(平成 5年)
3小野 華子第8回(平成 6年)
広 島 県立世羅高校2小向 晴子第1回(昭和62年)
山 口 県立萩高校1佐々木紀子第1回(昭和62年)
2岡崎 和美第1回(昭和62年)
1加登田裕子第5回(平成 3年)
1中野 宣子第11回(平成 9年)
 県立下松高校2広実 朋子第3回(平成 1年)
 県立宇部高校1新造 香子第3回(平成 1年)
 県立大嶺高校2西村亜希子第4回(平成 2年)
2岡崎 千絵第5回(平成 3年)
2山田加納子第6回(平成 4年)
2末冨久美子第8回(平成 6年)
2野村多恵子第9回(平成 7年)
2山本 真帆第10回(平成 8年)
2山本真由美第11回(平成 9年)
2篠田真友子第11回(平成 9年)
2藤村 香織第12回(平成10年)
2末永理恵子第13回(平成11年)
2安部 恵子第13回(平成11年)
 県立厚狭高校2太皷 裕美第7回(平成 5年)
 県立下関南高校2植村 純子第9回(平成 7年)
2中村 佳美第12回(平成10年)
徳 島 県立城北高校1早雲 俊人第9回(平成 7年)
2河野 敏夫第10回(平成 8年)
 県立徳島北高校1川村 祐介第11回(平成 9年)
香 川 県立高松高校2近藤 泰江第8回(平成 6年)
 県立三木高校2六車 美保第11回(平成 9年)
愛 媛 県立三島高校2近藤 匡江第4回(平成 2年)
 県立松山北高校1越智 淑子第10回(平成 8年)
 県立野村高校3橋本奈津子第12回(平成10年)
福 岡 県立門司高校2江口 良子第2回(昭和63年)
 県立修猷館高校2室井 朋子第6回(平成 4年)
鹿児島 県立鶴丸高校2吉満 由美第5回(平成 3年)
以上 131名
*(学年、氏名は入賞当時)


本件に関するお問い合わせは下記までお願い致します。
味の素株式会社(協賛)
本 社〒104−8315
東京都中央区京橋1−15−1
味の素本社ビル
Tel 03−5250−8180
担当    清野 明
      金子 雅美


全国高等学校家庭クラブ連盟(主催)
〒151−0053
東京都渋谷区代々木3−20−6
家庭クラブ会館
Tel 03−3370−6321
事務局長  荒井 昌子


トータル・コミュニケーションズ株式会社(企画)
〒101−0065
東京都千代田区西神田1−3−6 ウエタケビル
Tel 03−3291−0099
担当    伊藤美奈子