第1回サステナビリティ諮問会議ご報告

味の素株式会社は、2021年5月6日に以下の目的で第1回サステナビリティ諮問会議を開催しました。

  1. 各委員に味の素グループの志をより深く理解していただくこと

  2. 各ステークホルダー視点(委員の専門分野)から、味の素グループに期待することの共有

各委員に当社グループの志をより深くご理解いただくにあたり、社長の西井より、サステナビリティ諮問会議への取締役会からの諮問事項を共有した上で、味の素グループのアイデンティティの確立の系譜、志・ビジョンと事業のつながりを熱意をもってご説明しました。また、味の素グループの課題認識として、フードシステム(健全な地球環境の中で、安定的な原料調達とバランスの取れた供給が可能な状態を保ち、生活者の食と健康を守る基盤となるシステム。味の素グループの事業の継続と成長に欠かせないもの。)の持続可能性への取り組みを挙げ、一例として、タイで実施している農業貢献プロジェクトについてご紹介しました。
その後、味の素グループの持続的発展に向けて、各委員よりそれぞれの専門分野の視点から「味の素グループをどう見ているか」「味の素グループに何を期待しているか」「それはなぜなのか」等活発な意見を出していただき、議論を行いました。

次回、第2回サステナビリティ諮問会議では、各委員から出された意見を基にさらに議論を深め、2050年を見据えた味の素グループの目指すべき方向性やマテリアリティについて検討します。

今後、第4回までの議論を通じて「マルチステークホルダーの視点を反映させた、長期的なサステナビリティに係る味の素グループのあるべき姿」を描き、取締役会へ答申する予定です。