サステナブルファイナンス

味の素グループは、中期ASV経営2030ロードマップにおいて、独自の強みであるアミノサイエンス®を活かし、市場の成長性が高く社会価値の高い領域に絞ることを成長戦略の基本方針としています。この方針に則り、当社グループを取り巻く経営環境を認識した上で、その変化に対応し社会的課題の解決に取り組むことが企業価値の向上に資するものと捉えています。

そして、各種取り組みに対して必要な資金についてはサステナブルファイナンスを積極的に活用していきます。これにより、当社グループが掲げる2030年までの2つのアウトカム「10億人の健康寿命の延伸」と「環境負荷の50%削減」の両立実現、および持続可能な社会の実現に向けた取り組みをより一層加速させていきます。

サステナビリティボンド

第27回無担保社債
発行体 味の素株式会社
発行年限 7年
発行額 100億円
利率 0.130%
発行日 2021年10月21日
資金使途
  • ニュアルトラ社(アイルランド)の株式取得
  • タイ味の素社カンペンペット工場におけるバイオマスコジェネレーション設備導入
  • つばめBHB株式会社への出資(アンモニアオンサイト生産技術研究開発)
取得格付 株式会社格付投資情報センター(R&I): AA
S&Pグローバル・レーティング・ジャパン(S&P): A+
主幹事証券会社 みずほ証券株式会社、野村證券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
ストラクチャリング・エージェント みずほ証券株式会社
フレームワーク フレームワーク
セカンドオピニオン 株式会社格付投資情報センター(R&I)
関連リリース 味の素㈱、グループ初となるSDGs債を発行
サステナビリティボンド発行条件決定に関するお知らせ
レポーティング 本サステナビリティボンドの償還期限まで、資金充当状況レポーティングおよびインパクト・レポーティングを年次で開示します。
2021年度
2022年度

ポジティブ・インパクト・ファイナンス

シンジケート方式 ポジティブ・インパクト・ファイナンス
新規組成時の契約調印日 2022年1月31日
契約更改日 2023年1月31日
契約形式 コミットメントライン契約
アレンジャー・エージェント 株式会社みずほ銀行
貸付人 国内金融機関20社
組成金額 300億円
資金使途 運転資金
第三者評価 JCR評価レポート
(新規組成時)
JCR評価レポート
(契約更改時)
関連リリース 味の素㈱、みずほ銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンスによる契約を締結
~サステナビリティファイナンスの活用を加速~

サステナビリティ・リンク・ローン

シンジケート方式 サステナビリティ・リンク・ローン
契約締結日 2022年12月14日
契約形式 コミットメントライン契約
アレンジャー・エージェント 株式会社三菱UFJ銀行
貸付人 金融機関5行
組成金額 1000億円
資金使途 運転資金
KPI 味の素グループのScope1及びScope2におけるGHG排出削減率
SPT KPIの目標値であるScope1及びScope2の2030年度におけるGHG排出量50%削減(基準年度:2018年度)に向けた各年度目標。
フレームワーク フレームワーク
第三者評価 JCR評価レポート
関連リリース 味の素㈱、三菱UFJ銀行とサステナビリティ・リンク・ローンによる契約を締結
~サステナブルファイナンスによる資金調達枠を一層拡大~

サステナビリティ・リンク・ボンド

第28回無担保社債 第29回無担保社債
発行体 味の素株式会社
発行年限 5年 10年
発行額 100億円 200億円
利率 0.320% 0.770%
発行日 2023年6月15日
取得格付 株式会社格付投資情報センター(R&I):AA
S&Pグローバル・レーティング・ジャパン(S&P):A+
主幹事証券会社 野村証券株式会社
みずほ証券株式会社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
大和証券株式会社
野村証券株式会社
みずほ証券株式会社
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
SMBC日興証券株式会社
ストラクチャリング・エージェント 野村証券株式会社
KPIs KPI1:スコープ1、2のGHG排出量削減率
KPI2:スコープ3のGHG排出量原単位削減率
SPTs SPT1:KPI1の目標値であるスコープ1、2の2030年度におけるGHG排出量50%削減(基準年度である2018年度比)に整合する目標
SPT2:KPI2の目標値であるスコープ3の2030年度におけるGHG排出量原単位24%削減(基準年度である2018年度比)に整合する目標

※ 2018-2020年度の生産量実績値の修正により、2023年7月にScope3排出量原単位及び基準年比削減率の実績値・目標値を修正しました。
2023年6月に発行した第28回無担保社債(サステナビリティ・リンク・ボンド)におけるSPT2は、フレームワーク公表時点(2023年5月)で算出された2026年度削減率目標の▲10%を採用しています。

フレームワーク フレームワーク
セカンドオピニオン Sustainalytics(サステイナリティクス)
関連リリース 味の素㈱、サステナビリティ・リンク・ボンドを発行
サステナビリティ・リンク・ボンド 発行条件決定に関するお知らせ