2021年度大賞(うま味やだしで「おいしい減塩」を訴求し、グローバルな健康課題である食塩過剰摂取の解決に取り組む「Smart Salt(スマ塩)」)に選ばれた本プロジェクトは、生活者の減塩への関心の高さに合わせたデジタル広告、減塩でもおいしい製品の開発、従業員教育、地域行政・流通・アカデミアとのエコシステム構築等、国内で蓄積したノウハウを海外グループ会社にも展開し、減塩実践者の増加と当社グループの減塩製品の売上拡大を目指したものです。
2021年度(令和3年度)は、応募総数33件の中から、とくにASVを体現した秀逸な取り組み7つが表彰されました。「ASVアワードの意義」とともに、受賞案件のダイジェストをぜひご覧ください!
味の素ファインテクノ社は、サーバーや5G基地局に使用される半導体の節電に貢献する“新規磁性材料”の開発に成功、大手半導体メーカーに採用されました。液状の磁性材料は業界でも珍しく、1からの挑戦でした。
味の素社独自の酸素技術をAJIPHASE®の合成技術と組み合わせることで、オリゴ核酸の新たなモダリティであるsiRNAの競争力の高い製造法を開発。コスト効率、品質、そして経済性の高い医薬品を、難病治療の患者様のために大量に安定供給する道を拓くことに成功しました。
味の素エンジニアリング社は、3D スキャンデータを使い、SaaS(Software as a Service)として利用するクラウドベースの施設管理システム「PLANTAXIS®」を開発。味の素グループのDXの取り組みを牽引することに貢献します。
2018年度の大賞には、発売以来40年間、常に新しい価値(栄養、スマートな調理、共食等)をバリューチェーン全体で追求してきた日本の「Cook Do®」事業の取り組みが選ばれました。