味の素グループは、ASVを中核に据えた事業を展開しています。今後、各国・地域でASVを進化させていくためには、従業員一人ひとりがASVの考え方と重要性を理解し、実践していくことが重要と考えています。このような組織風土を醸成していく施策の一つとして、革新性・独創性のある事業活動を通じて社会価値と経済価値を共創した取り組みを表彰する「ASVアワード」を設置しました。
味の素ファインテクノ社は、サーバーや5G基地局に使用される半導体の節電に貢献する“新規磁性材料”の開発に成功、大手半導体メーカーに採用されました。液状の磁性材料は業界でも珍しく、1からの挑戦でした。
味の素社独自の酸素技術をAJIPHASE®の合成技術と組み合わせることで、オリゴ核酸の新たなモダリティであるsiRNAの競争力の高い製造法を開発。コスト効率、品質、そして経済性の高い医薬品を、難病治療の患者様のために大量に安定供給する道を拓くことに成功しました。
味の素エンジニアリング社は、3D スキャンデータを使い、SaaS(Software as a Service)として利用するクラウドベースの施設管理システム「PLANTAXIS®」を開発。味の素グループのDXの取り組みを牽引することに貢献します。