味の素グループ 統合報告書2018
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7時間7時間15分7時間15分7時間35分×̶̶̶7時間35分29日々の業務が患者に貢献していることを従業員全員が実感 AAI社は、患者との接点を有している顧客を講師に招き、各従業員の業務がAAI社の製品を通じて難病に苦しむ患者のQOL向上に貢献していることを認識できる機会を設けています。日々の業務が果たす役割を実感することで、従業員のエンゲージメントと「患者起点」に対する意識を高めています。*3 一人・時間当たり売上高(対2016年度)の割合1,976時間1,916時間顧客との連携強化による価値創造 AAI社では、顧客との連携強化に向けた専門チームを設置し、調査票や面談を通じて顧客からの詳細なフィードバックを 「患者起点」で解析しています。社内各組織が迅速に連携し顧客からの期待に応え続け、顧客満足度の向上を図っています。1,800時間115.2%1,750時間ゼロベースの働き方改革マネジメント改革 ワークスタイル改革 味の素(株)のロードマップ2016年度(経営主導)(各自が取り組む)2015年度(実績)2016年度(実績)所定労働時間20分短縮2017年度2017年度(実績)20分 短縮2018年度(目標)15分 短縮2018年度〜業務の標準化 (AI、ICT等の活用)働き方の高度化 (フリーアドレス)グループ会社への波及2020年度(目標)所定労働時間(1日)年間平均総実労働時間生産性向上*3• ICT環境の整備• ペーパーレス化• どこでもオフィス (テレワーク)の推進1,842時間107.5%味の素アルテア社の「患者起点」への意識改革と従業員のエンゲージメント向上  味の素アルテア社(以下、AAI社)は、製薬企業やバイオベンチャーを顧客としたバイオ医薬品の開発・製造受託会社です。「患者起点」での価値創造に向け、顧客と共にイノベーションを創出できる企業風土の醸成が重要と考え、2015年度より各組織のリーダー層で構成された「組織文化チーム」を設置し、B to B to P*2の考え方を価値共有活動を通じて徹底的に浸透してきました。その結果、従業員のエンゲージメントおよび顧客満足度が向上し、顧客数および顧客当たりの取引金額の増加を通じて売上拡大につなげています。*2 Patient:患者日本における多様な人財が活躍できる「働き方改革」の推進  味の素(株)では、従業員の働きがいと生きがいの両立を目指した「働き方改革」を推進しています。AI、ICT等を活用した業務標準化や働き方の高度化を加速し、多様な人財が活躍できる生産性の高い働き方をすることで、イノベーションの創出を目指しています。今後は国内グループ会社でも働き方改革の取り組みを展開します。

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