味の素グループ 統合報告書2018
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 ESGに関する非財務目標については、2017年の「栄養に関するグループポリシー」制定に続き、 新たに年度ごとの環境目標を設定するほか、企業責任に関する各種ポリシーの明文化を行ったことにより、グローバル食品企業トップ10クラスに着実に近づいたと考えています。2017年度の進■も概ね計画通りか上回ることができています。企業統治の主要施策においた「働きがい」向上、 「日本の働き方改革」も17-19中計を上回る進■となっています。 財務・非財務を合わせた統合目標のひとつとして掲げた「コーポレートブランド価値」は、2017年度778百万USDと前年度を約10%上回る評価となりました(インターブランド社評価)。現在、2017年10月に刷新した「味の素グループグローバルブランドロゴ」の浸透を中心とするコーポレートブランド戦略を開始したところです。2018年度から日本に加えて新たに米国等の主要事業国でASV価値創造を企業メッセージにしたPR活動を開始し、コーポレートブランド価値を1,500百万USDにする2020年度の目標に向かって計画通り諸施策を実行していきます。17 われわれは、ASVを通じた持続的成長を実現し、社会から一層必要とされる存在となるために「ASVを通じた価値創造ストーリー」を中軸にした17-19中計を遂行中です。本「統合報告書2018」と「サステナビリティデータブック2018」を通じて、味の素グループがよりはっきりとした姿として捉えていただけること、さらに2020年度以降も味の素グループが持続的成長を続けるために、この報告書が皆さまとの新しい対話のきっかけとなることを強く願っております。2018年7月代表取締役取締役社長最高経営責任者ステークホルダーの皆様へ

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