味の素グループ 統合報告書2018
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(6.2kg/人/年)(5.4kg/人/年)̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶グローバル食品企業 トップ10クラス水準*1財務事業利益額事業利益率ROEEPS成長率海外(コンシューマー食品) 売上成長率*2非財務*3肉・野菜の摂取量*4共食の場への貢献回数創出される時間快適な生活への貢献人数 (アミノサイエンス)環境課題の解決従業員の働きがいブランド価値*5統合16*1 IFRS基準で、グローバルトップ10クラスは事業利益額1,300億円以上と定義 *2 現地通貨ベース *3 「2017-2019(for 2020)中期経営計画」(2017.2.17付)参照 *4 年間総合計、一人当たり摂取量に占める割合 *5 インターブランド社調べ、「Japanʼs Best Global Brands」 公表数値 現在の味の素グループは、グローバル食品トップ10クラスの企業と比較すると、財務指標、すなわち事業の規模、利益を創出する効率性にまだ課題があります。17-19中計初年度の2017年度は、「世界一のドライセイボリー」事業の成長、アミノサイエンス事業の成長に関しては順調でした。いくつかのM&Aによって海外食品事業の隣地拡大やアミノサイエンス事業のダウンストリーム戦略(ブランド+インサイド戦略)(p39参照)も着実に進展しています。 一方、海外冷凍食品や海外加工食品事業、日本のコーヒー事業に課題が発生し、増収ながら、事業利益は横ばいで推移しました。全グループでのキャッシュマネジメントの効率化に米国等の減税効果もあってキャッシュ・フローは計画通りとなったこともあり、株主還元は「配当性向30%を目途に、安定的かつ継続的に配当」「3カ年の総還元性向50%以上を目途に、機動的な自己株式取得を検討」という方針通りに実現することができました。 2018年度は、新たに顕在化した事業課題に取り組んでいきますが、主要原材料費の高騰等の 逆風が強く17-19中計に対しては1年遅れの進■を余儀なくされています。私自身が、先頭に立って国内・海外グループ会社の構造課題解決を重点化し、修正した成長戦略を推進していきます。そして、2018年度から本格化する国内生産工場の集約やコーポレート部門の効率化に取り組み、2020年度に向け■回していきます。利益を創出し続けられる強い事業構造への変革の実現により、グローバル食品企業トップ10クラス入りを目指す。「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」に向けたロードマップグローバル食品企業トップ10クラスへの飛躍確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニーとしてのサステナブルな価値創造グローバル食品企業トップ10クラスとしての持続成長1,500億円1,300億円肉 : 年760万トン、18% (8.7kg/人/年)野菜: 年470万トン、7.9% 2019年度 2019年度 1,370億円〜10%10%〜年二桁成長9.8%9.8%7% 前年度伸長率+α 6% 70回/世帯/年3,800万時間/年(6時間/世帯)2,200万人80%1,500百万USD見込1,160億円9.3%計画1,240億円9.4%年二桁成長 肉 : 年720万トン、17% (8.3kg/人/年)野菜: 年440万トン、7.4% (5.1kg/人/年)2017年度実績973億円8.5%9.7%15%5%60回/世帯/年̶3,700万時間/年(5時間/世帯)3,800万時間/年(5時間/世帯)̶1,980万人79%778 百万USD2018年度 予想/目標1,030億円8.7%9.5%3%7%63回/世帯/年2,000万人p26参照̶̶年二桁成長肉 : 年860万トン、19% (9.7kg/人/年)野菜: 年550万トン、8.0% 2020年度目標(連続成長)社長メッセージ現在までの進■と課題

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