味の素グループ 統合報告書2018
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1 味の素グループ約34,000人の全従業員が高い水準で「働きがい」を実感し、ASV向上と 2 各国・地域の法規やグローバルルール等も踏まえ、味の素グループの基本的・普遍的な考え方と行動のあり方を示した「味の素グループポリシー」(AGP)とこれに基づく 簡素、明確、透明性の高い組織統治、すべての役員、従業員による実践3 すべての役員、従業員が「味の素グループWay」(「新しい価値の創造」「開拓者精神」 「社会への貢献」「人を大切にする」)を実践し、切磋琢磨する組織風土の実現15 また、持続的成長を果たすために、経営基盤とガバナンスの強化への次の3つのイニシアティブを 重点化しています。高い生産性を追求し続けるマネジメント・「健康経営」  ・多様な人財の活躍  ・日本の「働き方改革」社会的影響力の発揮 私は、味の素グループを代表して、世界約400社の消費財メーカーとグローバル小売業で組織され、世界中の人々のよりよい生活や持続可能な地球環境といった業界共通の社会課題にリーダーシップを発揮する“The Consumer Goods Forum”のボードメンバーとして、このイニシアティブの普及と啓発に主体的に取り組んでいます。私は、SDGsのような国際的な目標達成についても、これら課題を地域ごとに自分事化し、課題解決のコンセンサス形成と具体的な取り組みへの外部連携がとても重要だと考えています。私は、日本の製造、卸、小売業の各種団体やわれわれが事業展開する主要国でリーダーシップを発揮し、課題解決の輪を広げていきます。ASVを企業戦略の骨子として、「21世紀の人類社会の課題」の解決に取り組みながら、グループの持続的成長を実現します。

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