味の素グループ ASV STORIES
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造ス00▶ 蒸気生産時CO2排出量の推移(トン/年)80,000通じをVS3Aた価値創トーリー■ ガス処理システムの導入64,00048,00032,00016,0002013201420152016CO2排出量20172018目標2019目標2020目標80604020(%)100(年度) 味の素グループでは、環境長期目標の一つとして「2030年に再生可能エネルギー利用比率50%」を掲げています。 ブラジル味の素社のリメイラ工場ではこれまで、工程で必要な蒸気を生産する手段として、天然ガスを利用するボイラーを導入していたため、エネルギー消費やCO₂排出量の多さが課題となっていました。そこで、化石燃料の代わりに再生可能エネルギーであるバイオマスを利用できる設備を導入しました。これにより、環境負荷の低減と燃料コストダウンを両立させることができました。バイオマスボイラー導入にあたって、ESCO(エネルギーサービス会社)の協力を仰ぎました。景気変動の影響を抑えるため、通常よりも短期の5年契約を締結しています。マルチサイクロンとバグフィルターを導入することで、排気の集塵を徹底。リメイラ地域では規制強化後、初の導入事例となっています。→2017年度化石燃料由来のCO2の生産量比排出原 単位はバイオマスボイラー導入により72%削減  (対2015年度)バイオマスによる生産比率(右軸)化石燃料による生産比率(右軸)導入したバイオマスボイラーは、50トン/時 の蒸気生産能力を有します。燃料として、地域の再生森林のユーカリチップを使用することで、CO2の排出削減を実現しています。プロジェクトメンバー16%79%73%75%75%■ ESCOの活用 ● サプライチェーン上で25職種を超える雇用創出を実現11ブラジル味の素社 リメイラバイオマスボイラープロジェクト社会価値 ● 年間51,000トンのCO2削減経済価値● 燃料コストダウン創出価値バイオマスボイラー導入によるCO₂削減

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