味の素グループ ASV STORIES
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■ 岩手県での取り組み 地元の量販店と連携して岩手県に「減塩・適塩」の重要性を働きかけました。2015年7月より、岩手県が毎月28日を「いわて減塩・適塩の日」と定め、県民の意識改革を進めるキャンペーンを実施しています。味の素(株)は行政と連動して量販店の店頭企画を実施し、マスコミを通じた活動の紹介などで「減塩・適塩」意識の浸透を図っています。■ 「岩手モデル」の確立 岩手県では、行政・マスコミ・流通・味の素(株)が連携して「減塩・適塩」を訴求するスキームを確立しました。 今後はこのモデルを東北各地で横展開し、さらなる価値創造につなげます。● 健康課題への対応に● 新しい販促テーマ創出● 具体的な普及手段● 流通(生活者)との接● 地域の活性化通じをVSス造た価値創トーリー● 「減塩」製品のプロモーションを展開する延べ店舗数 日本の東北地方では、寒冷な気候の影響により、伝統的に塩分が多く摂取されてきました。塩分の摂りすぎは、高血圧や脳卒中、心臓病といった生活習慣病の原因となるため、健康寿命を伸ばすという観点から対策が必要となっています。 味の素(株)東北支社では、2014年より「減塩・適塩」を広める活動を継続しています。取り組みのスタートとして、青森県の短命県日本一返上を目指す「青森県健康増進応援プロジェクト」で家庭用「減塩」製品点の持ち方量販店の店頭企画行政や流通と連携し、だしのうま味で減塩を行う「だし活」と野菜の摂取量を増やす「野菜で健康大作戦」を通じた訴求を行いました。現在では、味の素(株)の「減塩・適塩」活動は東北6県に拡大し、地域食材を活用した減塩メニュー提案や、栄養士会・食生活改善推進委員に対する減塩セミナーの実施など通じて、地域全体の意識向上に取り組んでいます。145%(2017年度対2014年度)2017年度 5,250店(2015年度の3.8倍)10味の素(株)東北支社 家庭用メンバー社会価値 ● 岩手県の食塩摂取量推移2012年12.9g/全国1位2016年10.7g/全国21位10.8g男性全国平均11.1g/全国1位9.3g/全国18位9.2g女性行政経済価値● 家庭用「減塩」製品の売上増創出価値ASVの創出味の素(株)マスコミ流通よる企業価値の向上東北エリアにおける継続的な「減塩・適塩」の取り組み1A

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