今年7月、プロ転向への『決意表明』を行い、さらに「理想を追い求めていく」と決めたフィギュアスケーターの羽生結弦さん。
「今後、競技会に出ることはないとしても、コンディショニングは今まで同様に続けていく。いや、今まで以上にプロとして、カラダに責任を持ってスケートと向き合っていくつもりです」そんな風に決意を話してくれました。

マイナスを少なくするのがプロの責任

「今プロになって改めて思いますが、マイナスになることは、間違いなく良くない。“プロとしていつでも良いパフォーマンスを出す”ために、マイナスになることをなるべく少なくして、プラスの幅もアマチュア時代と変わらず、広げていきたいです」
「だから、コンディショニングにおいても『マイナスの幅をなるべく減らす』ことが、これからのプロ人生を考えた時にすごく大切になる。アマチュアの時にそういうことを感じたからこそ、今はそう思いますね」
見てもらえる方に、少しでも良いものを届けたい。心からそう願う羽生さんは、そのための勉強にも余念がありません。
「本を読むって、いわゆる小説とかのイメージがありますけど、僕はどちらかというと解剖学の本とか、カラダの使い方の本みたいなものを何冊か読みましたね。そんなにいっぱいではないですけれど(笑)」と謙遜します。

アミノ酸は小さな頃から、気づいたら側にあった存在

常にパフォーマンスを維持するために、アミノバイタルも小さな頃から使ってきました。
味の素KKが羽生選手とはじめてタッグを組んだのは2013年。正式にサポートを始めて10年目になります。
そもそも、羽生さんがアミノバイタルを使い始めた理由とは、何だったのでしょう。
「きっかけは...気づいたらありましたね。もう何歳とか具体的に言えないですけど、やっぱりスポーツ選手は、だいたいアミノバイタルを飲んでいて、それを分けてもらえたりする。だから、昔からごく身近にあるものなんです。スポーツ初心者の方も手に取りやすいし、僕もスケートを始めて、いつのまにか飲んでいた。“気づいたら側にあった存在”です」
成長して大人になるにつれ、「アミノ酸」がアスリートにとっていかに大切な存在かを理解した羽生さん。以降は、アミノ酸がもつそれぞれの有用性も勉強した上で、摂取するようになりました。
「練習だったら、PROとGOLDは鉄板のコンビネーション。アップして氷上にのぼる前にPRO、練習後にはGOLDを飲むのが自分のルーティンです」
アミノ酸は、それぞれが役割を持っています。それをしっかり組み合わせて活かしたい。そのために、今では必要なものを選びながら、日々の練習に取り入れるようにしているといいます。

コンディショニングは決して軽視してはいけないこと

「コンディショニングで最近、自分が一番気を付けているのは、いかに食事でたんぱく質を摂るかですね。外食とかは全然しないですけど、適当に食事を食べていると、炭水化物が多くなる。野菜やお肉、ご飯とおかずをわざわざ摂る気分じゃなくて、『ご飯と味噌汁だけでいいか』みたいな時もあるじゃないですか。その時は、必要だと思われるぐらいの量のたんぱく質が入っているかどうか、自分の中では気をつけています」
「自分の場合、もともと食が細いので、バランスよく食事を摂るのが面倒な時もあります。ずっと栄養バランスを気遣えるわけではないので、そういう時にはアミノプロテインを補食として使ったりもします。体重を増やしたくないので摂取カロリーを控えたい時は、1食たった18キロカロリーというアミノプロテインが、とても使いやすいんです」
忙しい時はアミノプロテインも活用して、栄養補給の助けにしているそうです。
どれだけ忙しくても、自分自身で獲得したトレーニングの成果や、コンディショニングを決して下げてはいけない。そんな強い意志のもと、これからも羽生さんはプロとして食事・栄養補給を決して軽視することなく、意識していきます。