地球にやさしいバイオサイクル
発酵ごみを出さない!副生物も再利用するバイオサイクル

アミノ酸は発酵法で作られる
アミノ酸がどうやって製造されているかご存知ですか? ほとんどのアミノ酸は発酵法でつくられています。わたしたちの食卓によく登場する、しょうゆ、みそ、チーズなどの発酵食品と同じように、微生物の力を利用して生産されているのです。
環境にやさしいバイオサイクル
発酵法で作るアミノ酸の原料はその土地で栽培されるサトウキビなどの農作物です。アミノ酸をつくり続けるためには、原料となる農作物が持続的に生産されることが欠かせません。味の素グループは、その土地の自然のめぐみがいつまでも続くような製品づくりを目指しています。
アミノ酸は、原料となる農作物の糖分を発酵させて作られますが、発酵が終わってアミノ酸を取り出したあとの液体にも、たっぷり栄養成分が残っています。味の素グループではこの液体を、有機質肥料として地域の農家に販売してきました。地域の農家はこの肥料でサトウキビなどの作物を育て、その作物がやがてアミノ酸の原料となる…というサイクルが回っています。このサイクルを味の素グループでは「バイオサイクル」と呼んでいます。
アミノ酸は、原料となる農作物の糖分を発酵させて作られますが、発酵が終わってアミノ酸を取り出したあとの液体にも、たっぷり栄養成分が残っています。味の素グループではこの液体を、有機質肥料として地域の農家に販売してきました。地域の農家はこの肥料でサトウキビなどの作物を育て、その作物がやがてアミノ酸の原料となる…というサイクルが回っています。このサイクルを味の素グループでは「バイオサイクル」と呼んでいます。

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発酵副生物は良質な有機肥料
フィリピンにおける
サトウキビの栽培実験

農作物のおいしさ向上
(アミノ酸含量の増加)
副生物は、フルーツや野菜の味の向上や収量・品質の向上が期待できる良質な肥料です。サトウキビだけではなく、他の農作物の肥料としても活躍しています。