私たち人間は古くから食べ物を大量に捕獲、栽培したり、保存したりする知恵や技術を生み出してきました。そして、単に保存するだけでなく、よりおいしく食べるために調理や加工の工夫をして食文化をつくり上げてきました。
発酵食品もそのひとつです。たんぱく質にはもともと味はありませんが、発酵によって大豆、魚、乳などのたんぱく質がアミノ酸に分解され、さまざまな味がかもしだされます。
代表的なのは日本の味噌、醤油、東南アジアの塩辛や魚醤、ヨーロッパのチーズやアンチョビなどですが、アフリカでは豆を発酵させたダワダワやスンバラ、その他の地域にも古くから使われる発酵食品があります。
保存がしやすく豊かな味わいをもつ発酵食品はアミノ酸の宝庫。風味づけや調味料の役割をして各地の料理をおいしく、個性的に演出しています。 |