「健康」な毎日のために〜必須アミノ酸をはじめ、20種類のアミノ酸〜 アミノ酸大百科トップへ

「食」とアミノ酸 「スポーツ」に活きるアミノ酸 「医療」の世界でも活躍
「美容」のためにアミノ酸 「カロリーセーブ」とアミノ酸の関係  
 
 
毎日必要   不足すると   維持する   質の良い睡眠   免疫力   飲みすぎにも   健康チェック

身体の機能調節などにも活躍しています。

  アミノ酸は私たちのカラダの組織をつくるたんぱく質の構成要素というだけではありません。ビタミンの一種であるナイアシンや、神経機能の調節に重要なエピネフリン、ノルエピネフリンやセロトニンなどもチロシンやトリプトファンなどのアミノ酸からつくられています。

  健康な毎日のために
 
 
 

アミノ酸は毎日必要

私たちの身体を構成するタンパク質は、毎日合成と分解を繰り返しています。そのために必要なアミノ酸をきちんと食事から摂ることは、毎日の食事の重要なテーマです。食事でカラダに摂り入れられたタンパク質は、分解・吸収され、肝臓に達するまでにほとんどがアミノ酸になっています。
体たんぱくを形成する20種類のアミノ酸のうち、11種類は他のアミノ酸から作ることができます。しかし、残りの9種類は体内で合成することができません。この9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」とよばれ、食事から摂取することが不可欠です。
この9種類のアミノ酸の体重あたり、1日あたりの摂取必要量を年齢別に示したのが下の表です。この表は国際機関(FAO/WHO/UNU)が2007年に定めたものです。

◆必須アミノ酸の必要量
必須アミノ酸 0.5歳 1歳〜2歳 3歳〜10歳 11歳〜14歳 15歳〜18歳 成人
mg/kg/日
イソロイシン 36 27 23 22 21 20
ロイシン 73 54 44 44 42 39
リジン 64 45 35 35 33 30
メチオニン+シスチン 31 22 18 17 16 15
フェニルアラニン+チロシン 59 40 30 30 28 25
スレオニン 34 23 18 18 17 15
トリプトファン 9.5 6.4 4.8 4.8 4.5 4
バリン 49 36 29 29 28 26
ヒスチジン 22 15 12 12 11 10
必須アミノ酸 合計 377.5 268.4 213.8 211.8 200.5 184

WHO Technical report series 195, Protein and amino acid requirements in human nutrition

 
一般に動物性のたんぱく質は、必須アミノ酸の量が多く、そのバランスも人間のたんぱく質によく似ているので、体内での利用効率がよいと考えられています。また、植物性のたんぱく質にもアミノ酸は豊富に含まれています。
ただし、食品によっては一部必須アミノ酸(リジン、メチオニン)が不足しているものもあります。食生活がつい偏りがちな現代人は、サプリメントなどで、足りないアミノ酸を補給することも、健康維持のために有効だといえるでしょう。

たんぱく質をつくる20種類のアミノ酸
 

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栄養改善とアミノ酸
食肉生産を支えるアミノ酸
 
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アミノ酸が不足すると・・・

 
アミノ酸が不足すると、からだの様々な機能が正しく行われにくくなります。とくに必須アミノ酸の欠乏時は低栄養状態や、肌あれなどが起こることがあります。
ラットによる実験の結果では、必須アミノ酸のひとつであるリジンが欠乏した状態が続くとラットの成長が抑制されることがわかりました。
アミノ酸は私たちが生きていく上で欠かせない栄養成分なのです。

 
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アミノ酸で減り続ける筋肉量を維持する

 
高齢になるに従い、骨格筋の筋肉量がだんだん減少していく「サルコペニア」と呼ばれている自然現象が誰のカラダにも起こってきます。このサルコペニアが進行すると、外出する頻度が低くなったり、転倒や骨折のリスクが大きくなることなどにつながりやすく、その結果として、自立して日常生活を送ることが難しくなる可能性が高くなると考えられています。
サルコペニアの予防や改善には、適度にカラダを動かし、動物性たんぱく質を十分摂取することが欠かせませんが、栄養面からの対策として注目されているのが、アミノ酸の利用です。
アミノ酸は筋肉のたんぱく質を構成している栄養素で、その中でも分岐鎖アミノ酸(BCAA)は筋肉に多く含まれている成分であり、筋たんぱく質を作り出しやすく壊れにくくする働きがあることが知られています。特に、BCAAの一つであるロイシンは筋たんぱく質を増やす機能が強く、高齢者では必要とする必要量が高くなる可能性も指摘されています。
最近では、これらのアミノ酸の摂取により、カラダの筋肉量が増え、体力も改善されることが明らかになってきています。

 

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高齢者とアミノ酸
 
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質の良い睡眠にもアミノ酸

 
ぐっすり眠れてスッキリ目覚める“良い眠り”には、睡眠時間の確保とともに、“質の良い睡眠”をとることがとても大切です。 睡眠とは、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を組み合わせた睡眠サイクルを繰り返しますが、ストレスや不規則な生活など、さまざまな要因で健康な睡眠サイクルが崩れてしまうことがあります。
質の良い睡眠をとる人は、寝入りばなにぐっすりとした深い眠りである徐波睡眠に入りますが、最新の研究によりグリシンを就寝前に摂取することで、すみやかに自然な深い眠りに入ることが分りました。アミノ酸を上手に補給することで、深い眠りで体を回復させ、疲労感も軽減し、すっきりと目覚めて、いきいきとした日々を過ごすことに役立つのです。

 

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睡眠とアミノ酸
 
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アミノ酸で免疫力アップ

 
免疫とは、病原性の細菌やウイルスが体内に侵入したときにそれを排除しようとして働くカラダの自己防衛機構です。すなわち、免疫力とは、健康全般に関る、人間が本来持っているカラダを守る基本的な力なのです。ところが、人間の免疫力は、加齢とともに徐々に低下していきます。また、激しい運動を行ったり、過剰なストレスがかかったりすると低下すると言われています。
病原性の細菌やウイルスが体内に侵入した際には、マクロファージなどの免疫細胞は普段よりもより活性化し、増殖しなくてはなりません。シスチンとテアニンはそれらの免疫細胞を活性化させる働きがあります。また、アルギニンやグルタミンはマクロファージなどの免疫機能をサポートする働きがあります。
血中のこれらアミノ酸の濃度を高めて免疫力をアップすれば、風邪などの感染症にかかる確率も低くなります。アミノ酸を上手に補給することで、病気に強いカラダづくりに役立つのです。

 

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高齢者とアミノ酸
 
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飲みすぎ・二日酔いにもアミノ酸

 
二日酔いは、お酒を飲んで体内に取り込まれたアルコールやアセトアルデヒドによって生じます。
アミノ酸の成分の中でも、グルタミンやアラニンにはとくに糖新生を活発にする働きがあり、その結果としてアルコールやアセトアルデヒドの代謝を早めます。また、BCAAと呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンやアルギニン、グルタミンは肝機能を高め、これによってアルコールの代謝を促進してくれるのです。
これらのアミノ酸を飲酒前、飲酒後、そして翌日にとることで肝機能を助け、これまであきらめていた二日酔いの不快感を軽くすることができるのです。

 

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肝臓の健康とアミノ酸
 
 
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アミノ酸による健康状態チェック

 
味の素kkがこれまでに培ってきたアミノ酸分析技術とアミノ酸代謝研究を融合させた技術がアミノインデックス®です。
アミノ酸は基本栄養素であり多様な機能を持つ化合物群なので、 人の健康状態や疾患の様子を把握するために有用であると考えられますが、その有用性について科学的な証拠が十分ではありませんでした。
味の素kkでは血中のアミノ酸を測定することによって、がんや糖尿病など各種疾患の検診や健康状態チェックを行うことを目指して多くの臨床研究を行っています。
 

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世界初、血中のアミノ酸バランスで健康チェック
 
 
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  コラム
  いつでも使える遊離アミノ酸  
私たちのからだの中にはたんぱく質を構成しているアミノ酸とは別に、それぞれのアミノ酸がバラバラの状態で常備されています。これらは遊離アミノ酸と呼ばれ、ビタミンやホルモンをつくる材料として使われたり、たんぱく質を新しく合成したりするために使われます。
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