健康茶
茶
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水がわりに飲むいろいろなお茶

韓国の一般家庭や食堂などでは生水ではなく、一度沸かした水やお茶を飲みます。主に麦茶を飲みますが、そのほかにも家庭では香ばしい「とうもろこし」や「ドゥングレ(あまどころ)」、目に良いといわれる決明子(ギョルミョンジャ=けつめいし)などのお茶を、水のように飲んでいます。それぞれの効能が違うので、少しずつブレンドして作る家庭もあります。これらの材料は、使いやすさもあって、ティーバッグになっているものが人気です。
まず大きなやかんで湯を沸かし、火を止めた後ティーバッグを入れ、5〜10分間置いておくだけです。最近では水出しのティーバッグも人気を集めています。昔ながらの作り方は、水と一緒にやかんに入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて、冷ましたあと冷蔵庫で保存します。冬場なら二日くらいは冷蔵庫に入れなくても大丈夫ですが、冷蔵庫に入れて冷たくして飲むのが一般的です。

麦茶

炒り麦で作ったお茶です。麦茶は消化、便秘、脚気に良いといわれています。麦茶は皮をむいていない麦を黒くなるまで炒り、水と一緒に沸かして作ります。季節を問わず、韓国では最もポピュラーなお茶です。


決明子茶(ギョルミョンジャチャ)

目を清めてくれる薬茶で、血圧を強化しコレステロールを抑え、便秘解消にもよいといわれます。そのまま沸かすと生臭くなることがあるので、一度軽く炒るのがおいしさのコツです。


とうもろこし茶(オクススチャ)

お茶にする場合は、実を炒って使います。味は甘く、色はほんのり黄色。利尿作用、高血圧、胆石などに効果があるといわれています。


あまどころ茶(ドゥングレチャ)

胃腸を保護し、二日酔いによく、疲労回復およびニキビやシミ、ダイエットにも効果的だといわれます。

 

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