健康食 韓国料理-にんにく 123

にんにくの貯蔵食 ―「ジャンアチ」を作ろう!

にんにく

一度漬けたら一年以上貯蔵できるジャンアチ。最近は、そのしょっぱい味のせいで大人気というほどではありませんが、相変わらず韓国の家庭に欠かせないおかずである事は確かです。ジャンアチは、にんにく、えごまの葉、青唐辛子、大根などの比較的に水分が少ない野菜をコチュジャン(韓国唐辛子みそ)やみそ、しょうゆなどに長く漬け込んで作ります。野菜を先に塩水に漬け込み、水分をとった後で本漬けするのです。しょうゆに漬けるジャンアチは、そのタレを2,3ヶ月に一度煮立てて冷まし、また漬けなおすことで長期保存が可能になります

にんにくのジャンアチは、初夏の頃に収穫される辛味の少ないにんにくを外側の皮だけむいてそのまま漬けたもので、食べる時に適当な大きさに切ります。夏以後に収穫したにんにくの場合は、内側の皮まできれいにむいたもので漬けます。味の刺激をやわらげるために酢水にしばらく漬けておいて、黄色くなったら酢水を捨て、しょうゆと砂糖を煮立てて冷ましたタレに漬け込むのです。にんにくの芽やプッ・マヌル(葉にんにく)も、いくつかに束ねてそのままコチュジャンやしょうゆのタレに漬けます。漬けあがったジャンアチはそのまま食べてもおいしいのですが、砂糖、ごま、ごま油であえるともっとおいしくなります。



「にんにくジャンアチ」

「にんにくジャンアチ」

材料

にんにく
2カップ
1カップ
タレ(しょうゆベース)
煮干しだし
1カップ
しょうゆ
大さじ1
砂糖
大さじ2
白塩
(または普通の塩)
大さじ1
1. にんにくは皮をむいて根の部分を切った後、水洗いして水気をきる。酢に漬けて2週間ほどおき、黄色くなったら酢を捨てる。
2. タレの材料を煮立てて冷まし、にんにくを漬け込む。
−2週間後には食べられる。
にんにくの下ごしらえをする
にんにくの
下ごしらえをする
酢水で漬け、漬け汁を捨てる
酢水で漬け、
漬け汁を捨てる
しょうゆダレに漬け込む
しょうゆダレに漬け込む



「マヌルチョン(にんにくの芽)

「マヌルチョン(にんにくの芽)
・ジャンアチ」

材料


にんにくの芽
100g
コチュジャン
300g
1. にんにくの芽はやわらかいものを選び、端の部分は切り落として水洗いし、4cm長さに切る。
2. 糸で適量を束ねてコチュジャンの中に漬け込む。
−2週間後には食べられる。
にんにくの芽の下ごしらえをする
にんにくの芽の
下ごしらえをする
糸で束ねる
糸で束ねる
コチュジャンに漬け込む
コチュジャンに漬け込む

 

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