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1曲目の『ナツノキオク』が終わって、会場に集まったお客さまへ挨拶をするりみさん。続いて『ココロツタエ』、『微笑みにして』を披露。『微笑みにして』はいつものコンサートとは違うフルバンドでの演奏。情感が高まってゆきます。 「次にみなさんに聴いていただくのは新曲です。これまでは優しい歌、ゆったりとした曲が多かったんですが、今回は力強い歌に挑戦してみました。今から歌ってみて、みなさんの反応を『どんなもんかね〜』と見てみようって思ってます」 場内の照明が明るく変わり、左右の壁面には木々をイメージした影絵が映し出されました。りみさんはスタンドマイクをハンドマイクへと持ち替え、『とことわのうた』『愛のチカラ』を熱唱。観客席では曲に合わせて肩を揺らし、リズムをとるお客さまの姿も。演奏が終わり、りみさんが「こんな歌はどんな〜?」と問いかけると、会場からは一斉に大きな拍手が沸き起こりました。 |
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「ありがとうございます。次は私のすべてを変えてくれた曲、『涙そうそう』です。みなさん、ぜひ、大好きな人を想いながら聴いてください」 開演前にも多くの人が楽しみにしていた『涙そうそう』。一緒に口ずさむ人も多く、会場内は温かな一体感が広がってゆきました。 「みんな、ここで『涙そうそう』を歌って、この後、どうするつもりかな〜って思っているでしょ? 大丈夫、まだまだ歌える歌あるからさぁ〜(笑)。今日は『母想いコンサート』ということで、子守唄を聴いていただこうかなと思ってます」 「以前、『赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)』という沖縄の歌を聴いたとき、自分の中から勝手に振り付けが出てきたことがあったんです。『なんだろう、これ?体が自然に動いていくわけさぁ〜』。ビックリして『この歌、知ってる?』と母に聞いたら、『覚えているの、あんた。これはね、ばぁ〜ばぁ〜が子守唄に歌ってくれていた曲だよ』って。その話を聞いて、私は知らないところでみんなに愛されていたんだなぁ〜とわかって。すごくうれしくなったんです」 と、りみさんが幼い頃のエピソードを語り、子守唄スペシャルがはじまりました。「最初は『チャーヂャンガ』。韓国の言葉で子守唄という意味で、すごく優しくて可愛らしい歌です」 赤ん坊をあやすようなしぐさで歌う、りみさん。会場は穏やかで温かな波動に包まれてゆきました。 |
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『チャーヂャンガ』が終わると、りみさんはこのコンサートに応募された方のメッセージを読みあげます。 「これは広島にお住まいの方からです。『いつもがんばりやさんのお母さん、これからは亡くなった父の分まで幸せになって欲しい。これからもずっと幸せにしますの気持ちを込めて、お母さんの大好きなりみちゃんの歌を聞かせてあげたいと思っています』。私の歌声でみんなが元気をもらったよと言ってくれることが、私自身とても幸せに感じています。だから、もっともっといっぱい歌うからね〜」 そして、『中国地方の子守唄』、『島原の子守唄』と続き、観客席では目を閉じ聴き入るお客さま、静かな涙をそっとこぼすお客さま、それぞれの遠い記憶がよみがえってきているようでした。 子守唄のラスト2曲はりみさんの生まれた石垣島の言葉で『ファムレウタ』(子守唄)、そして『童神』。ラストシーンは祈りを捧げて…。 子守唄は、母から子へ伝える想い。そして家族の優しさ、肌のぬくもり、幼い頃の想い出を呼び起こしてくれます。会場に来られたお客さまは、りみさんの優しい音色に揺られながら、それぞれの想い出にひたりました。 ぺこりとおじぎをして、ステージから去るりみさん。観客席からは大きな拍手、ありがとうの大きな拍手が贈られました。そして拍手は除々にアンコールを求める手拍子へ。 |
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数分が過ぎたでしょうか。りみさんが再び、ステージに現れました。 「実はしっとりした曲が続いて、このまま終わっていいのかなぁ〜と思ったりもして(笑)。私の歌の中で唯一にぎやかな曲。『ゆいま〜る』で一緒に歌って踊ってくださいねぇ〜」 ステージの上のりみさんからお客さまへの、振り付け、お囃子の指導が始まりました。 「私が曲の間に『イヤサッサ』と言うから。その後、みんなは『ハイヤ! ハイヤ、イヤサッサ』って言ってくださ〜い」 |
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これまでは静かに聴き入ってお客さまも立ち上がり、踊り、歌います。 盛り上がりのフレーズと共に会場全体がひとつになってゆきました。 にぎやかな『ゆいま〜る』に続き、もう1曲楽しく踊れる『安里屋ユンタ』へ。会場のあちこちで笑顔がはじけていました。 ![]() そして、アンコールのラストソングは新曲の『さようなら ありがとう』。この曲はコブクロの小渕健太郎さんがりみさんの中に「母の面影」を見て、書き下ろしたもの。愛情に溢れた詞をりみさんが情感を込めて歌いあげました。 それぞれの家族の中で受け継がれてゆく愛情の大切さ。そして明日からもがんばって生きてゆく勇気を教えてくれた…。 そんな印象の残る温かなフィナーレでした。 |
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