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| 鳥越 そんな母親のイメージが強いりみさんですが、歌を歌うときに、何か意識されていることはあるんですか? |
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| 夏川 そうですね、やさしい歌が増えたので、「人を愛する気持ちってこんな感じなんだろうな」と思って歌っています。 |
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| 鳥越 やさしい歌って? |
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| 夏川 今までは、沖縄や沖縄の自然をテーマにした歌が主体でしたけど、最近はそれよりもっと大きなテーマ、つまり、“人の愛”みたいなものを歌うことが多くなりました。たとえば、「童神」は子どもへの愛がテーマですし、「愛よ愛よ」も肩の力を抜いて生きようよ、というやさしさをメッセージする歌です。ですから、こうした歌を歌う私自身にやさしい気持ちがないといけないな、と常に感じています。歌う人の心はそのまま聴いている方に伝わりますから。 |
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| 鳥越 なるほど。ところで、実生活の話になりますけど、りみさんとお母さんとの関係はどうですか? |
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| 夏川 私は歌手になるために、少女時代に親元を離れて上京しましたから、その間にはいろんな葛藤や起伏もありました。でも、やはり困ったときや淋しいときに電話をするのは、母のほうが多かったですね。今でもそうです。 |
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| 鳥越 そのぶん、よけいにお母さんへの想いも強いでしょうね。 |
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| 夏川 ええ。母はいま、石垣島で姉のお店を手伝っているので、帰省すると必ずそこに顔を出すようにしています。鳥越さんとお母様のご関係はいかがですか? |
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鳥越 僕は長男で、母は84才なんですけど、正直いって、いまでも母には照れくさいものがありますね。だから、電話が来てもあまり会話が続かないんですよ(笑)。母が僕と話をしたがっているのはわかっているんだけど、つい素っ気なくしてしまう。「あ、はいはい、それじゃね」とかいって、すぐに家内と交代してしまうんです(笑)。
母にしてみれば、聞いてほしいことはたくさんあると思うんですが、男の僕は、とりとめのない雑談の相手をするのがちょっと苦手で(笑)。女性と違って、僕ら男は用件だけ話したらパッと電話を切るのが身についてますから。 |
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| 夏川 うちの父もそうですよ。電話で何か話しても、「ああ、そうだね、はいはいはい」とかいってサッサと切ってしまう(笑)。でも、相手が母の場合は、延々といろんな話をしますね。 |