財団による取り組み


取り組みの概要

味の素グループに関連する社会貢献財団は、世界5カ国(日本、タイ、インドネシア、ブラジル、ペルー)に6財団あります。各国の文化、生活習慣、地域ニーズなどに根ざし地域密着の活動を推進しています。

各財団の活動分野

財団名 主な事業内容
財団法人
味の素食の文化センター
  食の啓発事業      
財団法人 味の素奨学会     奨学支援事業    
タイ財団     奨学支援事業 その他の事業  
インドネシア財団   食の啓発事業 奨学支援事業 その他の事業  
ブラジル財団   食の啓発事業 奨学支援事業 その他の事業  
ペルー財団   食の啓発事業 奨学支援事業 その他の事業  

財団法人 味の素食の文化センター(所在地:日本 設立:1989年)

主な事業内容

  • 展示された「水売り」の錦絵

    展示された「水売り」の錦絵

  • 食の専門図書館「食の文化ライブラリー」の運営
  • 「食の文化フォーラム」の企画運営
  • 公開シンポジウム・公開講座の開催
  • 食文化誌「vesta®(ヴェスタ)」他の出版・頒布事業
  • 食文化に関する資料収集と展示
財団法人 味の素食の文化センターは、食文化を学際的に研究議論する「食の文化フォーラム」や食に関する専門図書館「食の文化ライブラリー」の運営など、食文化研究活動の支援を行う研究協力事業と、食文化誌「vesta®(ヴェスタ)」の出版、公開シンポジウム、公開講座、食文化に関する資料の展示など、食文化への理解を深める普及事業を活動の中心に、「食」を学問として考察し、その結果を広く社会に発信することを通じて、人類の豊かな食文化に貢献することを目指しています。
2010年度は、食文化誌「vesta®(ヴェスタ)」を78号から81号まで発刊し、81号の「みんなの朝ごはん」は、日本の朝食スタイルを探る企画で特に好評でした。また、食文化展示室では「錦絵にみるパロディーと食」を開催し、錦絵の面白さと江戸時代の食文化について解説し、2カ月間の開催で1,600名の方にご来館いただきました。

「味の素食の文化センター」について詳しくはこちら



食を文化としてとらえ、一般の皆様とともに考えるシンポジウムを開催

1.食の文化シンポジウム2010 「食とこころ・からだ−医食同源に学ぶ−」

  • 「食とこころ・からだ−医食同源に学ぶ−」パネルディスカッション

    「食とこころ・からだ−医食同源に学ぶ−」パネルディスカッション

  • 独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 津金昌一郎予防研究部長による基調講演

    独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 津金昌一郎予防研究部長による基調講演

本シンポジウムは食の文化フォーラム(会員制)の内容を一般の皆様と共に考える機会として、毎年秋に開催しています。2010年度は11月6日に開催し、ご参加いただいた約250名の方々と、健康や「医食同源」の思想と根拠にふれ、「食」と「こころ」の両面が重要である事を会場との質疑応答を含め、共有する場となりました。


2.FOOD in 風土―米と魚vs麦と乳

  • シンポジウムポスター

    シンポジウムポスター

  • 佛教大学社会学部 高田公理教授・学術博士 による基調講演

    佛教大学社会学部 高田公理教授・学術博士による基調講演

国立科学博物館企画展「あしたのごはんのためにー田んぼから見える遺伝的多様性」関連シンポジウムを2010年11月27日に総合地球環境学研究所と共催にて開催し、約260名の方にご参加いただきました。
本シンポジウムを通じ、何をどのように食べるべきか、食に対する人間の知恵・文化・歴史など今後の食生活をあらためて考える機会となりました。
(財)味の素食の文化センターでは、今後も公開シンポジウムを通じ、食文化への普及・啓発に努めていきます。


財団法人 味の素奨学会 (所在地:日本 設立:2005年−前身の鈴木奨学会は1957年設立)

主な事業内容

  • 2010年度アセアン留学奨学生認定式

    2010年度アセアン留学奨学生認定式

    在日留学生のスピーチに聞き入る

    在日留学生のスピーチに聞き入る

  • 奨学支援
  • 奨学金給与(在日留学生、アセアン留学生が対象)
  • 奨学金貸与
「アセアン留学生向け奨学金」を開始し、2010年4月、アセアン5カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム)から、東京大学修士課程に研究生、修士生として6名が入学しました。本奨学金は、味の素グループの海外ビジネス展開の最重要地域であるアセアン地域の社会貢献活動の一環として、グローバルに活躍する人材の育成が目的で、留学生から最もニーズの高い渡日前に奨学金が予約できる給与奨学金制度です。今後、アセアン5カ国から5〜6名を毎年採用し、研究生1年、修士2年間、合計3年間支援していきます。

味の素奨学会について詳しくはこちら


タイ財団 (所在地:タイ 設立:1976年)

主な事業内容

  • タイ味の素社創立50周年記念プロジェクトで寄付された給食施設

    タイ味の素社創立50周年記念プロジェクトで寄付された給食施設

    洪水で被災した学校や寺院の修復に協力した従業員たち

    洪水で被災した学校や寺院の修復に協力した従業員たち

  • タイ味の素社創立50周年記念 給食施設50校寄付プロジェクト
  • 栄養学・食品化学専攻の学生支援
  • 教育施設などの建設支援
  • 研究支援
  • タイ国内の自然災害支援・社会福祉支援
タイ味の素社は2010年に創立50周年を迎え、2014年までの5年間で給食施設を50校に寄付するプロジェクトをはじめました。
教育に関しては、栄養学・食品学を履修する大学3、4年生を支援しています。また、2010年に優秀な成績をおさめたタイ味の素社の従業員の子弟の支援を22年連続で行っているほか、へき地校の教育施設建設支援、学術研究支援も行っています。
さらに、タイ保健省と連携し遠隔地保健センター3ヶ所の建設や貧困施設への学校建設支援、タイ国内の自然災害復興支援を行っています。

インドネシア財団(所在地:インドネシア 設立:1979年)

主な事業内容

  • ジャカルタにあるUNJ大学への奨学金の授与式

    ジャカルタにあるUNJ大学への奨学金の授与式

    インドネシア味の素社モジョケルト工場周辺に住む子どもたちへの栄養支援

    インドネシア味の素社モジョケルト工場周辺に住む子どもたちへの栄養支援

  • 栄養改善給食の提供
  • 大学生・職業高等学校生の支援
  • 研究支援
  • 国内自然災害被害者支援
  • 公共チャリティ事業支援

インドネシア財団では、インドネシア国内5都市の職業訓練校生への奨学金を授与しました。また、インドネシア味の素社モジョケルト工場周辺に住む子どもたちへの栄養補助食品の提供などを中心に活動を行っています。


ブラジル財団(所在地:ブラジル 設立:1989年)

主な事業内容

  • リメイラ地区の農村学校に改修資金を支援

    リメイラ地区の農村学校に改修資金を支援

    ペデネイラス地区の補習教育センターにコンピュータールームを新設

    ペデネイラス地区の補習教育センターにコンピュータールームを新設

  • 栄養セミナー
  • 学校・地域のNGOへの支援
  • 食品化学・栄養学の学生支援
  • 自然災害支援

ブラジル財団は2010年、健康・教育・栄養をテーマとした活動を行いました。常にコミュニティを第一に考え、さまざまな地域プロジェクトを行っています。

栄養教育プログラム

ブラジル財団では、6歳〜10歳の子どもたちを対象に、健康的な食習慣を広めるための授業、ゲーム、料理教室を行い、サンパウロ市内の公立小学校3校が参加しました。

健康センターに医療設備を寄贈

バルパライソ市立健康センターの臨床分析研究室に必要な医療設備を寄贈しました。

学生支援プログラム

栄養学・食品学を専攻する学生の研究活動を奨励するため、奨学金を授与しています。

災害支援

  • 2010年5月、リオデジャネイロ州で洪水が発生し、100万人が家を失いました。ブラジル財団では、被災地にインスタントスープ「VONO®」を140箱届けました。
  • 2010年8月、アラゴアス州で洪水が発生し、10万人が家を失いました。ブラジル財団では、被災地にインスタントスープ「VONO®」を150箱届けました。

ペルー財団(所在地:ペルー 設立:2003年)

主な事業内容

  • うま味国際シンポジウム開催
  • 健康・栄養に関するワークショップ開催
  • 栄養学の学生支援
  • 社会福祉活動の促進・サポート

2003年の設立以来、ペルー財団は地域の持続的発展と福利を目的としてさまざまな活動を行ってきました。
主な取り組みとしては、健康、栄養、衛生に関する討論を行っています。これは開催の頻度、受益者数の観点からも重要な定期事業に数えられる活動で、2010年には180回開催し5,029人が参加しました。
また、2010年8月には、人間の生命におけるアミノ酸の重要性をテーマとして、第7回国際シンポジウムが開催され、健康・食品分野の専門家や学生が参加しました。
また2010年に設立された味の素財団賞では、第1回「グルタミン酸とその栄養学的重要性」をテーマに実施され、学生と指導教員に記念品が授与されました。

第1回味の素財団賞「グルタミン酸とその栄養学的重要性」

第1回味の素財団賞「グルタミン酸とその栄養学的重要性」

  • 健康、栄養、衛生に関する討論会

    健康、栄養、衛生に関する討論会

  • 第7回シンポジウム:人間の生命におけるアミノ酸の重要性

    第7回国際シンポジウム:人間の生命におけるアミノ酸の重要性



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