味の素KK環境・社会活動CSRへの取り組み理念の実現と課題理念を実現する技術と取り組み

理念を実現する技術と取り組み


アミノ酸から広がる技術と事業

「うま味」の発見に始まる味の素グループの創業の精神は、「おいしさの本質を究めて健康な生活を創り出すこと」。その思いを原点に、1世紀にわたって、人々の健康な生活のために、アミノ酸を中心に独自の技術開発を行ってきました。味の素グループにとって重要だったのは、創業の原点である「うま味」のもとがグルタミン酸というアミノ酸だったということです。「うま味」を商品化し、研究開発を続けていく過程で、アミノ酸には多様な栄養・生理機能があることが発見され、その成果を活用することで、食品のみならず、さまざまな分野での技術開発が生み出されました。
その中でも、近年はサステナビリティの実現にかかわる技術が増え、発酵生産工程から生まれる副生物の肥料への展開、リジンを畜産飼料に利用することによる環境負荷低減、生産からお客様が利用されるまでの総合的な二酸化炭素排出の抑制などを進めてきました。これら独自の技術がそれぞれに連携し重なり合うことによって、事業拡大、ひいては「21世紀の人類社会の課題」解決へ向けた味の素グループならではの貢献につなげていきます。

技術と製品の広がり

中期経営計画における研究開発の果たす役割

  • 2011-2013中期経営計画

味の素グループは、「21世紀の人類社会の課題」である「地球持続性」、「食資源」、「健康な生活」の3つの課題に事業で貢献することにより、安定的で持続的な成長を目指します。2011−2013中期経営計画では、成長のドライバーとして、グローバル成長、R&Dのリーダーシップ、外部資源の活用の3つを掲げました。研究開発においては、「世界一の調味料」と「先端バイオ関連」に資源を重点化させ、新しい価値創造に向かっていきます。
例えば、調味料分野では、うま味も含めた5つの基本味を極めるとともに、おいしさを構成する香りや食感も加えた「おいしさ」を構成する全ての領域の技術構築を行うことで、世界一を目指します。
また、先端バイオ関連技術分野では、「環境資源貢献」「動植物栄養」「先端医療・栄養」の3領域に資源を集中させます。この領域は、「地球持続性」、「食資源」、「健康な生活」という「21世紀の人類社会の課題」にも対応しています。 そして研究開発推進力の強化のため、グローバルでのR&D体制を整備するとともに、成果の早期創出に向けたオープンイノベーションにも積極的に取り組みます。

2010年度の研究開発費:36,906百万円
保有している特許数:約4,400件


21世紀の人類社会の課題への研究開発からのアプローチ

21世紀の人類社会の課題
問題解決に貢献
主要3課題と関連する研究開発 低炭素社会に向けて 生態系・生物多様性の保全 資源循環への貢献 食料生産性の向上 食資源を活かし切る 栄養を通じた貢献 高齢化社会への対応

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