
「味の素グループ購買基本方針」は、「味の素グループ行動規範」に則り、購買取引における業務プロセスを正しく運用することを目的に、取引を行う際に留意すべきコンプライアンスと企業倫理を確認したものです。味の素グループは、取引先様にも、この購買方針の理解と協力を得ることでサプライチェーンを通じた社会的責任を果たしていきます。
味の素グループは、すべての購買取引において、公正・公平・透明・簡素を心掛け、お客様をはじめ、すべてのステークホルダーの方々から信頼を得られるよう、取引先様をビジネスパートナーとして、法令を遵守し、契約を履行し、合理的に業務を遂行します。

サプライチェーン分科会
味の素グループは、「アスカ(ASQUA):Ajinomoto System of Quality Assurance」の「品質要求事項」を取引先様にご理解いただき、品質監査を行っています。味の素(株)の食品領域においては、取引先様との関係を強化するSPP(Supplier Partnership Program)活動を始めており、品質監査においても従来の品質保証項目だけでなく、環境・安全やフードディフェンスなどに関しても、取引先様と情報の共有をはかり、議論をしてきました。
環境配慮の観点では、かつお節メーカーや漁業者と協働して味の素(株)の最重要原料の一つである「かつお」について、持続可能な生態系サービスを確保するための活動を開始しました。
また、人権労働の観点では、味の素グループ各国法人にアンケート調査を実施し、児童労働や強制労働の実態把握に努め、現地視察や取引先様へのヒヤリングも開始しています。児童労働や強制労働の実態は確認されていませんが、今後も取引先様への要請を継続し、サプライチェーンを通じた社会的責任を果たしていきます。
味の素グループ調達センターでは、原料62社、包材46社のサプライヤー監査を実施しました。カルピス(株)による原料監査は16件でした。味の素冷凍食品(株)では226社に対し、原料監査部、原材料部、品質管理部による、製造委託先・原材料サプライヤー監査を実施しましたが、2011年3月25日に予定した取引先様との情報共有の場である「原料品質会議」は、3月11日の東日本大震災の影響を考慮し中止しました。
また、各国法人で共通のサプライヤーを合同監査するGSM(Global Supplier Management)は11件行われています。
| 実施部署 | 監査品目 | 監査件数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| グループ調達センター | 原料関係 | 62件 | 食品:31件、ファイン31件 |
| 包材関係 | 46件 | ||
| GSM | 11件 | グローバルサプライヤー共同監査 | |
| 味の素冷凍食品(株) | 原料関係 | 226件 | 左記は、原材料・工場による訪問監査の実数 ※その他原料監査部によるものは海外を含め86件 |
| 味の素製薬(株) | 原料関係 | 19件 | |
| 委託製品 | 7件 | ||
| カルピス(株) | 飲料原料 | 16件 |