
私たちが地球の上で暮らし続けていくためには、地球の生態系・生態系サービスが良好でなければなりません。
しかし現在、地球環境の持続性が揺らいでいます。例えば「気候変動」。CO2などの温室効果ガスが原因で大気の温度が上昇し、地球全体の大気の流れを変化させ、異常気象など気候に影響を与えています。気温の変化は、生物の営みや人々の暮らし、農作物の生育に影響を与えます。
また、生物資源をはじめとする自然からの恵みを受けるには、それを生み出す「生物多様性」も重要です。生物多様性は生き物同士のつながりでもあります。このつながりの多様さが、人間による乱獲や環境汚染によって破壊されつつあるのです。
さらに、生物が生きていくためには「水」が必要です。もともと海水に比べて淡水(真水)は少なく、人が直接利用できる淡水は地球上の水全体の0.01%にすぎません。一方で、人口の増加が水の需要を拡大しており、今後もますます水不足が深刻になることは確実です。
※1 IPCC第4次評価報告書第1作業部会報告書を参考に作成
※2 出所:国連食糧農業機関(FAO)「The State of World Fisheries and Aquaculture 2010」
※3 出所:環境省「平成22年版環境・循環型社会・生物多様性白書」